幽霊の正体見たり枯れ尾花
ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな
表現
標準
fear makes the wolf bigger than he is
文例 · 用例
アハハハ……幽霊の正体見たり枯れ尾花とはまさにこのこと、これなる扇子と懐紙入れがあの一カ所から離れなかったのも、かしこの水がうずというほどのうずでないうずを巻いているため、水もろとも穴の底に引きつけられて、ぐるぐるあのまわりを漂っていたに相違ござりませぬ」「いかさまのう。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
諺に「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とあるごとく、つまらぬものを見てただちに天狗なりと思うものである。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
その他、俗に雪隠の化け物、舟幽霊、雪女等の怪談あれども、これらはみな幻視、妄覚より起こりたるものにして、諺に「幽霊の正体見たり枯れ尾花」の類なれば、説明するに及ばぬ。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
作例 · 標準
暗闇で物音がして怖かったが、ただの猫だった。「あらぬ心配をしたわ」と友人は笑った。まさに「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ね。
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彼は見えない敵を恐れていたが、実際には何もなかった。結局、幽霊の正体見たり枯れ尾花、だったわけだ。
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「あの影、なんだろう?」と怯える娘に、「大丈夫、きっと風だよ」と母親は言った。子供は想像力が豊かで、幽霊の正体見たり枯れ尾花になりがちだからね。
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