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右近

うこん
名詞
1
標準
文例 · 用例
右近衛府の士官が宿直者の名を披露するのをもってすれば午前二時になったのであろう。
桐壺 源氏物語 青空文庫
源氏はもうだれの思わくもはばかる気がなくなって、右近に随身を呼ばせて、車を庭へ入れることを命じた。
夕顔 源氏物語 青空文庫
女のからだを源氏が軽々と抱いて車に乗せ右近が同乗したのであった。
夕顔 源氏物語 青空文庫
右近は艶な情趣を味わいながら女主人の過去の恋愛時代のある場面なども思い出されるのであった。
夕顔 源氏物語 青空文庫
預かり役がみずから出てする客人の扱いが丁寧きわまるものであることから、右近にはこの風流男の何者であるかがわかった。
夕顔 源氏物語 青空文庫
「だれというほどの人がお供しておらないなどとは、どうもいやはや」 などといって預かり役は始終出入りする源氏の下家司でもあったから、座敷の近くへ来て右近に、「御家司をどなたかお呼び寄せしたものでございましょうか」 と取り次がせた。
夕顔 源氏物語 青空文庫
これまで白ばくれていた態度を右近に恨まれるのがつらくて、近い所へは顔を見せない。
夕顔 源氏物語 青空文庫
不気味なので、太刀を引き抜いて枕もとに置いて、それから右近を起こした。
夕顔 源氏物語 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

右近(うこん) 右近衛府の略。 右近橘の略。 右近 (歌人) - 平安時代の歌人。 右近 (能) - 能の演目。 右近・左近 - 山形県に伝わる説話に登場する狐。 百官名のひとつ。右近衛府の官名に由来する。 歌舞伎俳優の名跡。市川右近、尾上右近。 日本の姓にもなっている。右近権左衛門、右近徳太郎など。

関連項目
出典: 右近 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0