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毟る

むしる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
1
標準
to pluck
文例 · 用例
そうして、また、これからも、何度も何度も、この道を歩いて、ここのところで豆の葉を毟るのだ、と信じるのである。
太宰治 女生徒 青空文庫
不思議なことにお秀の姿を見ると花田は山椒の葉を毟る手を止めて、そのまゝ鋳固められたかのように立竦んでしまいました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
」 紀久子は遣る瀬なくなって、自分の心臓を引き毟るような気持ちの中で、さらにそう繰り返した。
佐左木俊郎 恐怖城 青空文庫
弱輩な申分ですが、頭を掻毟るようになりまして、――時節柄、この不景気に、親の墓も今はありません、この土地へ、栄耀がましく遊びに参りましたのも、多日、煩らいました……保養のためなのでした。
泉鏡花 菊あわせ 青空文庫
眼もくらむ深雪の光、白妙の劍が峰を被ふ葬衣、かじかむ指を噛み、張りつむる胸を毟る
上田敏 牧羊神 青空文庫
自らの心を掻き毟る苦悶は、彼等の心にも在る。
宮本百合子 無題 青空文庫
口に苛立たしい音階を繰り返し、遠く暗欝な入江をかき毟る風に、己は愴然と眼をなげてゐた。
逸見猶吉 逸見猶吉詩集 青空文庫
」 青楼十二時の図につきては宛ら人の心を毟るが如き色調の軟かさを述べていふ、「この淡紅色の薄さはあたかも綾羅を透して見たる色の如く全く言葉もていひ現し能はざるほどあるかなきかの薄さを示したり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
作例 · 標準
鴨の羽を毟る作業は、熟練の技術が必要な重労働だ。
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彼は考え事をしながら、無意識に自分の眉毛を毟っていた。
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庭に生い茂った雑草を、一本ずつ丁寧に毟る
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