広告板
こうこくばん
名詞
標準
billboard
文例 · 用例
路次|角の電柱に懸かつた医者の広告板なのだが、その姓をどう読んでいいか分らなかつた、そのまはりに蛾が沢山、それを照明してゐる電燈のまはりにも、とまつたり飛んだりしてゐる。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
自分は昨年|塩山の停車場で、白ペンキ塗の広告板に、一の宮郷銘酒「白嶺」と読んで、これは「雪の白酒」ではあるまいか、さぞ芳烈な味がすることであろうと思った、また他で製糸所の看板に、白嶺社とあるのを見て、この社の糸の光には、天雪の輝きがあろう、衣に織ったらばさぞ、と考えたことがある。
— 小島烏水 『雪の白峰』 青空文庫
Bullock 恋にやつれたエレクトラの広告板から湧き出すオオケストラ、しかも彼女の才能は日比谷街にもまして複雑なのだ。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
」そこに立ててある「広告板には一日中陽が当っていた。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
この五月初め(昭和廿二年)に東京鉄道局が主催して、主として鉄道各駅の構内に人目を誘ふ広告板、ポスターの類を、選にかけて、一等、二等など、その出来栄えの等級を明かにする企てを試みたのは有意義のことだつた。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
昔の汽車の沿線には、至るところ、大きな酒だるの絵だとか、気味の悪いフクスケのやうなものが、青田涼しき中に大々と広告板でがん張つて、車窓からの眼をおほはせたものだつた。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
俺の眼は大きな広告板にそそがれた。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
胸とせなかには、どこかの商店の、大きな広告板をかけています。
— 江戸川乱歩 『透明怪人』 青空文庫
作例 · 標準
国道沿いには、周辺のレジャー施設を紹介する大きな広告板が並んでいる。
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駅のホームにある広告板を見ながら、次に旅行に行く場所をぼんやりと考えた。
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台風の影響で強風が吹き荒れ、古い広告板が倒壊する恐れがある。
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