万年床
まんねんどこ
名詞
標準
bedding that is never put away during the day
文例 · 用例
私は、いつの間にか新聞も小説も読まなくなって、二階の万年床に引っくり返りながら、葉巻ばかり吹かせるようになっている事に気が付いた。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
平三爺は、重い溜め息を一つ吐いて、幾日も敷き続けられてある万年床へと立って行った。
— 佐左木俊郎 『山茶花』 青空文庫
振りかえって見ると、いつの間にか僕の万年床が奇麗に片づいていて、畳の上がひろびろとしていた。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
病院から帰って来ると、ベニが私の万年床に寝ころがっていた。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
東の六|畳に始め、千穂子たちは寝ていたのだけれども、朝晩の寝床のあげおろしに時間がとれるので、いつの間にか、千穂子達は万年床のままで置くにふさわしい、与平達の六畳の寝床を使うようになっていた。
— 林芙美子 『河沙魚』 青空文庫
畳は芯がはみ出ていて、万年床が窓ぎわに敷いてある。
— 林芙美子 『淪落』 青空文庫
二三日前に雪が降って、まだ雪解けの泥路を、女中と話しながら、高下駄でせかせかと歩いて行く彼女の足音を、自分は二階の六畳の部屋の万年床の中で、いくらか心許ない気持で聞いていた。
— 葛西善蔵 『死児を産む』 青空文庫
D・D・Tと万年床坂口安吾 私の書斎が二ヶ年ほったらかしてあるのは、別にとりたてゝ理由あることではないのである。
— 坂口安吾 『D・D・Tと万年床』 青空文庫
作例 · 標準
休日は、ついつい万年床でゴロゴロ過ごしてしまう。
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彼のアパートは、いつも万年床で散らかっている。
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母に「いい加減、万年床をやめなさい」と叱られた。
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