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隔靴掻痒

かっかそうよう異読 かくかそうよう
名詞
1
標準
being frustrated because something is not quite as hoped (just as one cannot scratch an itch from outside a shoe)
文例 · 用例
その座談会の記事は多分の省略があり、前後の脈絡がなく、隔靴掻痒の嘆はあつたけれども、ともかく、ねらひの正しい、鋭い企画である。
岸田國士 感想 青空文庫
隔靴掻痒そのものである。
ある新聞記者の見た敗戦 比島投降記 青空文庫
風俗についても大体いはゆる「隔靴掻痒」でなくかいたものを集めたと思ふので、「人」についてもさうして書いたものを交へておきたかつた、ぼくの「本をこしらへる神経」が為せる業だつたらう。
木村荘八 東京の風俗 序 青空文庫
彼は世界を以て家とするの大規模ある空気を呼吸し、我は日本の外日本あるを知らざる鎖国的の小籌に齷齪たる情趣、隠約の間に出没し、ために隔靴掻痒の感なき能わざらしむ。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
科学の研究に体験のない人の科学論には、時々隔靴掻痒の感を伴なうことがあって、それがこの種の問題に対する科学者の関心を低めさせる原因となる場合がかなり多かったようである。
――寺田寅彦著『物理学序説』 救われた稀本 青空文庫
あなたの胃腸のわるい原因がやっぱり胃腸から吸収されるものによって癒されるしかないことを思い、まことに隔靴掻痒の感です。
一九三六年(昭和十一年) 獄中への手紙 青空文庫
作例 · 標準
プレゼンテーションの準備は万端だったのに、本番で時間が足りず、言いたいことが伝えきれなかった。まさに隔靴掻痒の思いだ。
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彼の説明は回りくどく、結局何が言いたいのか理解できず、隔靴掻痒の感を覚えた。
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新システムは便利になったはずなのに、一部の機能が使いにくく、隔靴掻痒の歯がゆさを感じる。
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もっと直接的に助言したいが、立場上、遠回しにしか言えず、隔靴掻痒の状況だ。
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