何事につけ
なにごとにつけ
表現
標準
no matter what it is
文例 · 用例
今まで何事につけても滅多に心の裏を見せた事のない気丈者が、急におせつかいな愚痴つぽい機嫌買ひになつて、好き嫌ひが段々はげしくなつた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
それは赤子の時から、自分一人の手で育てて、殆ど物を言わなくても、互に意志を通じ得られるようになっていたお玉、何事につけても優しくしてくれたお玉、外から帰って来れば待っていてくれたお玉がいぬからである。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
さて牢屋敷から棧橋まで連れて来る間、この痩肉の、色の青白い喜助の様子を見るに、いかにも神妙に、いかにもおとなしく、自分をば公儀の役人として敬って、何事につけても逆らわぬようにしている。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
途で会った時の敬礼はもとより、その他何事につけても上級生には絶対服従ということになっていた。
— 中島敦 『虎狩』 青空文庫
渠は何をするのもいやになり、見るもの聞くものがすべて渠の気を沈ませ、何事につけても自分が厭わしく、自分に信用がおけぬようになってしもうた。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
何事につけても、義姉に対して気をつかっているらしい容子が、新子の心を少し重くした。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
ベルナルドオは何事につけても、人に殊なる見を立て、これを同學のものに説き聞かせて、その聽かざるものをば、拳もて制しつれば、いつも級中にて、出色の人物ともてはやされき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
」こんな風に、何事につけても人が問えば、ヨオロッパの話もするが、自分から進んで話すことはない。
— 森鴎外 『かのように』 青空文庫
作例 · 標準
何事につけ、彼に相談すれば、いつも的確なアドバイスがもらえて安心だ。
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何事につけ、彼の丁寧な仕事ぶりは、関係者から高く評価されている。
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何事につけ、事前にしっかりと計画を立て、慎重に行動すべきだ。
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