親犬
おやいぬ
名詞
標準
parent dog
文例 · 用例
頭を撫でてやつてゐると親犬までやつて來て私の額や頬に身體をすりつける。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
頭を撫でてやっていると親犬までやって来て私の額や頬に身体をすりつける。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
小ぽけなむくむくしたのが重なり合って、首を擡げて、ミイミイと乳房を探している所へ、親犬が余処から帰って来て、其側へドサリと横になり、片端から抱え込んでベロベロ舐ると、小さいから舌の先で他愛もなくコロコロと転がされる。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
犬小舍の寢藁の中に疲れた肉體を横たへ、涙にうるんだ顏をしながら、縋りつく小犬に乳を飮ませてゐる親犬のお腹は、裂けても破れてもゐなかつた。
— 女人崇拜 『貝殼追放』 青空文庫
犬は見る見るうちに大きくなり、一年二年たつともう立派な親犬になりました。
— 豊島与志雄 『犬の八公』 青空文庫
親犬は一年に二度づゝ、一度に四匹も五匹も、子供を産みました。
— 豊島与志雄 『犬の八公』 青空文庫
子犬もやがて親犬になつて、それがまた子供を産み初めました。
— 豊島与志雄 『犬の八公』 青空文庫
ところが二、三ヵ月たつと次第に育ってきて、親犬ほどになると時たま野性を発揮して、人を襲う態度を示すので、村中の問題となった。
— 佐藤垢石 『香熊』 青空文庫
作例 · 標準
例句