誰一人として
だれひとりとして
表現
標準
(not) a single person
文例 · 用例
如何に貧窮なものも、誰一人としてこの逮捕から逃げることは出来ない。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
しかもその人々は努力や工夫することについては、あらゆる難儀を重ねているけれど目的の悟りというものの存在については誰一人として疑っていない。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
誰一人として表へ出るものはない。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
所が其長時間のうち誰一人として口を利いたものがない又誰一人として握り飯一つ食ったものがないとの事である。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
突兀と秋空を劃る遠山の上を高く雁の列が南へ急ぐのを見ても、しかし、将卒一同|誰一人として甘い懐郷の情などに唆られるものはない。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
丞相公孫賀、御史大夫杜周、太常、趙弟以下、誰一人として、帝の震怒を犯してまで陵のために弁じようとする者はない。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
彼等の中誰一人として(極く少数の牧師達を除けば)此の島と、島の人々とを愛するが為に此処に留まっているという者が無いのだ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
衛に嫁ぐ以前の南子と醜関係があったことは、霊公以外の誰一人として知らぬ者は無い。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
作例 · 標準
この件について、誰一人として異論を唱える者はいなかった。
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彼は誰一人として信用せず、孤独に生きていた。
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パーティー会場には、知った顔が誰一人としていなかった。
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