御祭り騒ぎ
おまつりさわぎ
名詞
標準
文例 · 用例
彼等は、飛行機の飛んでくるお祭りさわぎの防空演習は、大好きだったが、防毒演習とか、避難演習のように、地味なことは、嫌いだった。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
お祭りさわぎのように多数の警官隊にとりまかれながら、奇怪にも邸内の密室のなかに非業の最期をとげた糸子の父、玉屋総一郎。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
もうお祭りさわぎとして、世話やきずきの小母さんの活躍舞台より以上の実感があって、却ってワイワイしなくなっているというところもあるのでしょう。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
一月二十六日 土 晴 今日一日、お祭りさわぎで落付かず。
— 一九二四年(大正十三年) 『日記』 青空文庫
最もその時分、角力の親方だとか顔役だとか、人気役者とかいえば、そうした突拍子もないお祭りさわぎの葬式もあったが、チンコッきりおじさんを知っているものには不思議な微笑をもって送られた。
— 長谷川時雨 『お墓のすげかえ』 青空文庫
たとえば、スキイ・ジャンピングの競技場などでも、他のレゾルトでは、スキイ穿きで見物に来た人が、ずらりと雪の上に立って取り巻いているくらいのものだが、サン・モリッツとなると、瑞西の国旗を立て並べてお祭りさわぎの装飾をする。
— 白い謝肉祭 『踊る地平線』 青空文庫
殊に運のいいことには、前の主人の金物屋は、あのルーヴァンのお祭りさわぎに、ひどく酔っぱらったあげく、喧嘩をして殺されてしまったのです。
— A DOG OF FLANDERS 『フランダースの犬』 青空文庫
陽が傾いてからは、お祭りさわぎになった。
— 片岡義男 『波乗りの島』 青空文庫