義須
ぎす
名詞
標準
文例 · 用例
* 写生文というのは、ホトトギス派の俳人によって創始された文学で、有る世界を有る現状のままに於て、全然没主観で書くことを主張した。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ホトトギスがしきりになく。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
沈黙してたたずんでいると、鶯鳴き、ホトトギス鳴き、カケスが鳴き、眼覚めた鳥が、一せいに声を合せて鳴き立てる。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
ワルプルギスの夜の場らしい。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
そこから吉浜まで海岸の雨の山道を、験潮器を背負って、苫をかぶってあるいていると、ホトトギスが啼いた。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
毎日カッコウやホトトギスがよく啼く。
— 寺田寅彦 『高原』 青空文庫
(明治三十八年四月、ホトトギス)
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
どだい、この手記にあらわれる彼は、百姓のような姿をしているけれども、決してあの「イデオロギスト」たちの敬愛の的たる農夫では無い。
— 太宰治 『親友交歓』 青空文庫