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蜜柑畑

みかんばたけ
名詞
1
標準
mandarin plantation
文例 · 用例
私は北国の雪の上に舞い降り、君は南国の蜜柑畑に舞い降り、そうして、この少年たちは上野公園に舞い降りた、ただそれだけの違いなのだ、これからどんどん生長しても、少年たちよ、容貌には必ず無関心に、煙草を吸わず、お酒もおまつり以外には飲まず、そうして、内気でちょっとおしゃれな娘さんに気永に惚れなさい。
太宰治 美男子と煙草 青空文庫
はじめ、その山、その岩、その霜、蜜柑畑も枯薄も、娘の姿も車夫の状も、浮世に遠き趣ならずや。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
路の両側は蜜柑畑、数十台の自動車に追い抜かれた。
――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 碧眼托鉢 青空文庫
ひろい、蜜柑畑になっている屋敷にかこわれて、一軒きり、谷地にぽつんと立っていました。
新美南吉 青空文庫
そのトンネルはなにがしの富豪の別邸の前通りであるが、これがとても長いのでほどほどにして右の小径へ逸れるとやつと蜜柑畑の中道となるのだ。
北原白秋 蜜柑山散策 青空文庫
障子を開けてみると、麓の蜜柑畑が更紗の模様のようである。
鈴木三重吉 千鳥 青空文庫
それが蜜柑畑の向うへはいってしまうと、しばらく近くには行くものの影が絶える。
鈴木三重吉 千鳥 青空文庫
暮れて行く空や水や、ありやなしやの小島の影や、山や蜜柑畑や、森や家々や、目に見るものがことごとく、藤さんの白帆が私語く言葉を取り取りに自分に伝えているような気がする。
鈴木三重吉 千鳥 青空文庫
作例 · 標準
収穫期の蜜柑畑では、腰に籠を下げた人たちが一つ一つ丁寧にハサミで実を切り取っている。
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蜜柑畑から漂ってくる花の甘い香りが、五月の爽やかな風に乗って村中に広がった。
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彼は脱サラして故郷に戻り、親から受け継いだ広大な蜜柑畑を守っていくことを決意した。
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