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顔中

かおじゅう
名詞副詞
1
標準
whole face
文例 · 用例
はじめ会って名刺を貰ってその名前をよんだときに思わず顔中が笑い出しそうになって困った。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
そして顔中が口になるほど、鋭く大きい声で叫んだ。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
彼は、吐瀉しながら、転げまわりながら、顔中を汚物で隈取りながら叫んだ。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
顔中のみか鬚髪まで血みどろになって恐ろしく異様な生ものに見えたと銜えた包もののような塊からも繋る腑の紐からも黒いほどの獣の血が滴った。
岡本かの子 富士 青空文庫
便所へ行くとそれが甚だしく不潔で顔中の神経を刺戟された。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
船頭が顔中血だらけになってブッ倒れた。
山中貞雄 右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法 青空文庫
」大学士はたきびに手をあぶり顔中口にしてよろこんで云ふ。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
」大学士はたきびに手をあぶり顔中口にしてよろこんで云う。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
作例 · 標準
泥だらけの道で転んでしまい、服だけでなく顔中泥まみれになった。
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あまりの衝撃に、彼の顔中から血の気が引いて真っ青になった。
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子どもはいたずら書きで、自分の顔中をクレヨンで塗りたくって楽しそうにしていた。
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朝起きたら、蚊に刺されたのか顔中がかゆくて赤くなっていた。
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