秋の空
あきのそら
名詞
標準
clear autumn sky
文例 · 用例
この雲の上には実に東京ではめったに見られない紺青の秋の空が澄み切って、じりじり暑い残暑の日光が無風の庭の葉鶏頭に輝いているのであった。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
○ 今迄かつと照り渡つてゐた初秋の空に僅か飛行船程の暗雲が浮んだ。
— 岡本かの子 『秋雨の追憶』 青空文庫
はつ秋の空にしんと静もり返っている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
水のように澄みきった秋の空、日は一間半ばかりの辺に傾いて、僕等二人が立って居る茄子畑を正面に照り返して居る。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
さうして穴がすつかり埋められてしまふと、蜂は暫く穴のまはりを歩きまはつてゐたが、やがてぷうんと翅音を立てながら、黒黄斑の弧線を清澄な秋の空間に描きつつどこともなく飛び去つて行つた。
— 南部修太郎 『畫家とセリセリス』 青空文庫
秋の空澄み渡って三里隔つる元越山の半腹からまっすぐに立ち上る一縷の青煙すら、ありありと目に浮かんで来る。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
秋の空を背景とした柿もみじを見るような感じがする。
— 寺田寅彦 『青磁のモンタージュ』 青空文庫
秋の空は高く晴れて西からふく風がひやひやと膚身にこたえます。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
作例 · 標準
食材の新鮮さが料理の質を決める。
調理技法は世代から世代へと伝えられる。
食文化は地域の歴史を物語る。
栄養バランスの取れた食事が健康を支える。