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鶏二

にわとりに
名詞
1
標準
文例 · 用例
何時まで経つても老人が、いゝ智恵を貸してくれないので、村長はこのまゝでゐては、羽虫が村中の鶏に伝染してしまふので、取敢へず一番羽虫の沢山ついてゐる鶏二十数羽を殺してしまつた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−二科展所感   坂本繁二郎小論○島崎鶏二氏――この人の作品に絵的であるとかいつてケナすのは誤りである。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
岡田謙三氏、島崎鶏二氏の両作風は二科に於ける両極を示すものとして、画風の上ではなくイデオロギー上の反撥期は当然来るものと見なければならないが、そこまでに至る間に両者のよきヒューマニズムの協力が二科の若い作家達を勉強させるだらう。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
その答は結論的で固定的ではあるが、その固定的なことが決して封建的な非道学的不理由にはならない、日本の洋画家からやうやく洋画材料で「竹」を描いた作家島崎鶏二氏がたつた一人出たばかりである、しかし竹は昔から日本にあつたし現在もある。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
鶏二つながら兼ね学べば、これ二つともに成らずと。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
藤村の歿後、何かの新聞に島崎鶏二氏の書いた文章を見かけた。
宮本百合子 あられ笹 青空文庫
しかるに残酷なる病の神は、それさえも憎むと見えて、朝々一番鶏二番鶏とうたい出す彼の声は、夜もねられずに病牀に煩悶して居る予の頭をいよいよ攪乱するので、遂に四、五人の人夫の手をかけて、彼の鳥籠は病室の外から遠ざけられ、向うの庭の隅に移されてしもうた。
正岡子規 病牀苦語 青空文庫
十月二十三日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より((1)島崎鶏二筆「竹」、(2)林重義筆「少女」、(3)竹久夢二筆の雪山の絵、(4)同、角兵衛獅子の絵はがき)〕(1)これは好きというより何と父の作風と息子の作風とは似ているでしょう、とその見本。
一九四〇年(昭和十五年) 獄中への手紙 青空文庫