漉き紙
すきがみ
名詞
標準
文例 · 用例
書院造りではあるが、調度類は極めて質素であり、襖は無地の手漉き紙だし、床ノ間には故政宗の消息を仕立てた軸を懸け、伝来の甲冑が飾ってあるばかりだった。
— 第三部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
あなた方は、『宣賓の草漉紙』『メンヤンの草漉紙』という名の漂着物をご存知ですか。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
それは、古来から何処にもないような草漉紙でした。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
あの二つの草漉紙は、それぞれ『天母生上の雲湖』の九十九江源地から流れてきたのです。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
「それから、『メンヤンの草漉紙』のほうは孔雀王経です。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
その席上、偶然私がとり出した『宣賓の草漉紙』をみてケティがなにやら音読のようなものを始めた。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
あの二つの草漉紙は、それぞれ『|天母生上の雲湖』の九十九江源地から流れてきたのです。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
――土佐の古漉紙を二枚に折った十枚綴じの物で、ひどく古色が出ているが蝕いの痕はない。
— 山本周五郎 『殺生谷の鬼火』 青空文庫