芸者遊び
げいしゃあそび
名詞
標準
being entertained by a geisha
文例 · 用例
あなたはこれまで芸者遊びをした事なんかあるの?
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
その後、私は芸者遊びなど大いにするようになったが、なぜだか弘前で遊ぶのは気がひけて、おもに青森の芸者と遊んだ。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
安二郎は既に一万円近くの金を貯めた、馴染の女郎を身請けしてかこってしまうと、彼の放蕩は急に昇格して芸者遊びになり、そしてハイカラ振ってその頃道頓堀に出来た大阪名物カフェ美人座にもしげ/\と通った。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
――さて、春松は、「おやっさん、本当でっか」 といって、まさかとは思いながら、ひょっと権右衛門が破目を外して芸者遊びをするところを見たらどんなに痛快だろうと期待した。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
まあ、生れて三十何年以上にもなる読者だけが、ああ、あの松か、と芸者遊びの記憶なんかと一緒にぼんやり思ひ出して、つまらなさうな顔をするくらゐが関の山であらうか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
昔の僕には、茶亭に芸者遊びをする中年者の気持ちが、どうしても不思議でわからなかった。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
そのうち、柳吉が芸者遊びに百円ほど使ったので、二百円に減った。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
「芸者遊びをするには、客の方が芸者を遊ばせてやる心意気でなければ話せねえ――とは何だ、出て来い、さア出て来い。
— 牧野信一 『蝉』 青空文庫
作例 · 標準
祖父の代までは、景気が良くなると旦那衆で集まって芸者遊びに興じたものだという。
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芸者遊びは単なる不謹慎な遊興ではなく、一種の社交の場としての機能を持っていた。
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若い頃に芸者遊びで散財したせいで、彼は晩年になって苦労することになった。
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