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素見

すけん異読 そけん
名詞動詞-サ変
1
標準
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文例 · 用例
殊に外国からやって来た素見の客(たとえば、松岡とか大島とかいう人たち)に対しては、まるでもう処女の如くはにかみ、顔を真赤にしたという話を聞きました。
太宰治 返事 青空文庫
橙背広のこの紳士は、通り掛りの一杯機嫌の素見客でも何でもない。
泉鏡花 露肆 青空文庫
「総曲輪へ出て素見そうか。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
京傳の志羅川夜船に、素見山の手の(きふう)と稱へて、息子も何ぞうたはつせえ、と犬のくそをまたいで先へ立つ男がゐる。
泉鏡太郎 火の用心の事 青空文庫
けだし色の象徴ではないのだが、春葉の羽織は何ういふものか、不斷から、件の素見山の手の風があつた。
泉鏡太郎 火の用心の事 青空文庫
二三軒雑誌を素見かして、中央會堂の少し先から本郷座の方に曲ツた。
三島霜川 昔の女 青空文庫
素見すのかい、お前は、」「…………」「素見すのかよ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
内へ来るような馴染はなし、どこの素見だろうと思って、おやそうか何か気の無い返事をして、手拭を掛けながら台所口から、ひょいと見ると、まあ、お前さんなんだもの。
泉鏡花 第二菎蒻本 青空文庫
作例 · 標準
買う気もないのに高級ブティックを素見して歩くのは、少し気が引ける。
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江戸時代の吉原では、茶屋に上がらずに遊女を眺めるだけの客を「素見」と呼んだ。
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ウィンドウの中の新作バッグを素見しながら、次の給料日を心待ちにする。
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