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ごとり

ごとり異読 ゴトリ
副詞-と
1
標準
with a thump
文例 · 用例
この部屋きりの一人住居――そんな風に女の身を想像してゐた私は、思掛ない氣持で扉の方を眺めながら耳を澄ましたが、ごとりごとりと聞えてゐた女の靴音はやがて止んで、隣の部屋は直ぐに鎭まり返つてしまつた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
すると何やらまつ白な、尾の形した塊が、ごとりと床にころがり落ちた。
宮沢賢治 北守将軍と三人兄弟の医者 青空文庫
プラットホームに呆然と立っているうちに、列車は溜息のような汽笛を鳴らして、たいぎそうにごとりと動いた。
太宰治 十五年間 青空文庫
そして、狙いを定めているうちに、馬車はごとりと揺れ、ぎしぎしと軋めきながら方向を更えた。
佐左木俊郎 熊の出る開墾地 青空文庫
神経は針のように尖って、ごとりと音がしても、警官がふみこんで来たのではないかと思ってひやりとした。
平林初之輔 山吹町の殺人 青空文庫
彼女はしばらくはごとりと物音がしても「もしや参木が」というように身を起した。
横光利一 上海 青空文庫
だがもうほとほと気力もつきてごとりと桃の枝を床の上に落し、彼は目頭に涙さえ浮べながら更に沈んで盃を重ね始めた。
金史良 天馬 青空文庫
するとその途端に、中継の柱のところで、急にごとりと車体が一度ずり下った。
横光利一 比叡 青空文庫
作例 · 標準
手から滑り落ちた本が、床にごとりと音を立てた。
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冷蔵庫のドアを閉めると、中から何かがごとりと動いた。
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彼は急に椅子に座り直し、ごとりと大きな音を立てた。
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ごとり(ごとり) — 幻辞.com