野猿
やえん
名詞
標準
wild monkey
文例 · 用例
「あれが野猿の声だ」 主人はにこにこして私に耳を傾けさした。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
なお慧鶴が気をつけて見ると、走り動いている小塊は悉く動物であって野猿と覚しきもの、山犬と思しきもの、鹿の群と思しきもの、種々雑多である。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
純粹に自然に順へば、人はたゞ野猿である、山羊である、人の尊き所以は何處にも無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
然るにたゞ單に其の法律には盲從せずして、造化の其の法律の精神を體得し、其の法律の如何なるものであるかを知りて之を運用し、被治者の地位たる野猿山羊の羣より超越して仕舞つて、漸やくにして治者、即ち造化の分身たる地位に到達せんと欲して居るのが人類の情状で、古來の賢哲は皆幾分か其の望を達し得て居るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
そして造化は造化が人類に與へた野猿山羊的の形骸及び機能等、即ち一般動物の有すると同一なる低級約束に對しては、或程度の自由を得て之を辭し之を脱するを得ることを許容して居るし、一方には又野猿山羊等の與かる能はざる高級權利、即ち造化の分身たり得る權利を人類に與へて居るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
併し此等の人は多く野猿山羊及び凡人が與かる能はざる高級希望を、幾分か遂げて得るので、即ち逆なれば仙なりなのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
造化が野猿山羊には是の如き事を爲し得るを許して居ないが、人間には是の如き事を爲し得るを許して居るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
巉峭の樹林には野猿が啼き、時には出でて現れて遊ぶそうである。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
作例 · 標準
山道で野猿の群れに遭遇し、驚いた。
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野猿は賢く、人間の行動をよく観察している。
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野猿が畑を荒らす被害が報告されている。
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ウィキペディア
野猿(やえん)は、フジテレビのバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』にて結成された、音楽ユニット。1998年4月29日にデビューし、2001年5月13日をもって「撤収」という名目で解散。
出典: 野猿 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0