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霊塔

れいとう
名詞
1
標準
文例 · 用例
高野の英霊塔9・7(夕) 工学博士田辺|朔郎氏は、軍人軍属のためには靖国神社を始め、色々の鎮魂の道具があるのに、学者や芸術家にはそんな設備が少しも無いのは国家として国民として片手落な次第だ。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
これだけは是非何とかしなければといふので近々高野山に素晴しく大きな英霊塔を建立する考へださうだ。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
考へは結構だが、自体学者や芸術家などいふ連中には旋毛の曲つたのが多いから、英霊塔を建てたからといつて、その儘成仏はしなからう。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
素より叔父が買い度いと云うのは不思議で無い、幽霊塔の元来の持主は叔父の同姓の家筋で有る。
黒岩涙香 幽霊塔 青空文庫
昔から其の近辺では丸部の幽霊塔と称する程で有った。
黒岩涙香 幽霊塔 青空文庫
而し此の塔が幽霊塔と名の有るのは外部の物凄い為で無くて、内部に様々の幽霊が出ると言い伝えられて居る為で有る。
黒岩涙香 幽霊塔 青空文庫
第九回 丸部家の咒文 愈々幽霊塔の検査に行く事と為って、余は一番先に此の宿の店先まで出掛けた、叔父とお浦は未だ出て来ぬ、多分は叔父がお浦に向い、昨夜の小言を云って居るので有ろう、余の居る所で小言を云うのを余り気の毒だと思い、故と余を先へ出したらしい。
黒岩涙香 幽霊塔 青空文庫
第十回 図※ 何にしても此の咒文は幽霊塔の秘密を読み込んで有るに違いない、この意味が分れば、幽霊塔の秘密も分るに違いない。
黒岩涙香 幽霊塔 青空文庫