御勧め
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文例 · 用例
そこへ『中央美術』の山路氏が訪ねて来られて帝展の批評を書いてみないかという御勧めがあった。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
僕ももう三十だから、貴方の云ふ通り、大抵な所で、御勧め次第になつて好いのですが、少し考があるから、この縁談もまあ已めにしたい希望です。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
僕ももう三十だから、貴方の云う通り、大抵な所で、御勧め次第になって好いのですが、少し考があるから、この縁談もまあ已めにしたい希望です。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
是非やれ、何でもいいからやれ、どうかやれ、としきりにやれやれと御勧めになります。
— 夏目漱石 『文芸の哲学的基礎』 青空文庫
御破談になった方が御為だと思えばその方を御勧めして来るでしょう。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
御主人はわたしが呆れたように、箸もつけないのを御覧になると、上機嫌に御笑いなさりながら、こう御勧め下さいました。
— 芥川龍之介 『俊寛』 青空文庫
殊の外愚僧を愛せられ、是非とも満行寺に立寄れよと御勧めなされ候により、そのまゝ御厄介に相なり候処、当山は申すまでもなく西本願寺派丸円寺の分れにて、肉食妻帯の宗門なり。
— 永井荷風 『榎物語』 青空文庫
ほかの芸と音楽は少し性質が変わっていて、多く聞き、多くの人と合わせてもらうことでずっと進歩するものですが、独習をしていて、その域に達したというのは珍しいことです」 こんな話もしたが、大臣は宮にお弾きになることをお奨めした。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫