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ライラック

ライラック
名詞
1
標準
lilac (Syringa vulgaris)
文例 · 用例
まんなかをカンナとコキア、観葉種です、それから花甘藍と、あとはキャンデタフトのライラックと白で模様をとったりいろいろします。
宮沢賢治 花壇工作 青空文庫
樫も、楡もいたやもすべての葉はライラックの葉ほどに軟らかくて浅い緑を湛えていた。
有島武郎 フランセスの顔 青空文庫
今夜市庁のホールでうたうマリヴロン女史がライラックいろのもすそをひいてみんなをのがれて来たのである。
宮沢賢治 マリヴロンと少女 青空文庫
夏が近く、日暮に間もない空が、ライラック色と薔薇花とのだんだらに染まって見えた。
渡辺温 赤い煙突 青空文庫
此の花園は春から夏にかけて、陽に光る逞ましいにわとこや、細まかく鋭いおうちの若葉が茂る間にライラックの薄紫の花が漾い、金鎖草の花房が丈高い樹枝に溢れて隣接地帯の白石池から吹き上げる微風にまばゆいばかり金色が揺らめいて居た。
岡本かの子 ガルスワーシーの家 青空文庫
ライラック花模様がペルシャの鷹狩の若衆に絡んで光沢の波に漂っている。
岡本かの子 バットクラス 青空文庫
ライラックの枝花模樣の更紗の服を着て、兩耳の上に几帳面な捲髮を垂れたフィービ孃は、『エイブラム師』に叮嚀に會釋をし、チエスタ孃に向つて、儀式張つて捲髮を振つた。
オウ・ヘンリ 水車のある教會 青空文庫
ライラック色のルバシカに金髪を輝やかした青年と、黒い上着を着て白っぽいハンティングをかぶったもう一人の青年とが、或る日その屋上へ出て来て愉快そうに談笑しながら、小さいカメラを出して互に互の写真をとりあっている。
宮本百合子 カメラの焦点 青空文庫
作例 · 標準
春になると、庭のライラックが美しい花を咲かせる。
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ライラックの花言葉は「初恋」だと聞いたことがある。
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ライラックの甘い香りが、風に乗って運ばれてきた。
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