けが人
けがにん
名詞頻度ランク #28841 · 青空 33 例
標準
wounded person
文例 · 用例
その余はすべてなるまゝだ……自恃だ、自恃だ、自恃だ、自恃だ、ただそれだけが人の行ひを罪としない。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
七、「サヨナラだけが人生だ」という先輩の詩句を口ずさみて酔泣きせし事あり。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
けが人を床の上に放ってはおけませんからの。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
金井君は、世間の人が皆色情狂になったのでない限は、自分だけが人間の仲間はずれをしているかと疑わざることを得ないことになった。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
自分だけが人知れずに苦労しているよりは、ちっとは面白く浮かれて見るもいいと、自棄も手伝った気まぐれから、今夜すなおにお花に誘い出されたのであった。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
ある瞬間から市民はすべて魔睡にかかり、鼾だけが人間の存在から分離されて勝手に夜なかの街を走りまはる。
— 原民喜 『広島の牧歌』 青空文庫
家々の窓の火光だけが人懐かしく見えた。
— 石川啄木 『札幌』 青空文庫
家々の窓の火光だけが人懷しく見えた。
— 石川啄木 『札幌』 青空文庫