水牢
みずろう
名詞
標準
(punishment by being placed in a) water-filled chamber
文例 · 用例
破れ簑のしよぼ/\した渠等の風躰、……其の言ふ処が、お年貢、お年貢、と聞えて、未進の科条で水牢で死んだ亡者か、百姓一揆の怨霊か、と思ひ附く。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
なほ木馬水牢石子詰め蛇責め貢米賃(是は領主が年貢未進の百姓の妻女を拉致して犯したので、英國にもやゝ似たことが十七世紀までも有つて、ペピース自ら行つたことが其日記に出づ)其他確たる書史に書かねどどうも皆無で無かつたらしい殘酷なことは多々ある。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
納期には各村に代官を派遣し、滯納する者があれば家宅を搜索して農産物の種子まで取上げ、なほ不足ならば人質を取つて皆納するまで水牢に入るゝ等の事を行つた。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
納期には各村に代官を派遣し、滞納する者があれば家宅を捜索して農産物の種子まで取上げ、なお不足ならば人質を取って皆納するまで水牢に入るる等の事を行った。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
さもないと盲目のおふくろを代官所へ引き摺って行って水牢へ叩き込むが、いいか」 お竹はわっと泣き出した。
— 小女郎狐 『半七捕物帳』 青空文庫
「よく知つて居るよ、なア、黒助兄哥、お前さんの父さんは御用金が嵩んだ上、上納が滯つて水牢で死んだ筈だ。
— 名馬罪あり 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「よく知っているよ、なア、黒助兄哥、お前さんの父さんは御用金が嵩んだ上、上納が滞って水牢で死んだはずだ。
— 名馬罪あり 『銭形平次捕物控』 青空文庫
近松の『道中双六』に在る馬方三吉の情婦の父は年貢の滞りで水牢に這入っているとある、何だかそういう聯想も何処やら在るような心持がするのである。
— 高浜虚子 『俳句はかく解しかく味う』 青空文庫
作例 · 標準
歴史書には、過酷な水牢での拷問の記述があった。
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昔の城には、罪人を閉じ込めるための水牢があったという。
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水牢は、人道に反する残酷な刑罰だ。
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