乾闥婆
けんだつば
名詞
標準
gandharva (heavenly musicians and protectors of Buddhism)
文例 · 用例
緑の水の上の、入日を受けた大山の影繪は眞に一個の乾闥婆城であつた。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
天竜・夜叉・乾闥婆より、阿脩羅・迦楼羅・緊那羅・摩※羅伽・人・非人に至るまで等しく憫れみを垂れさせたもうわが師父には、このたび、爾、悟浄が苦悩をみそなわして、特にここに降って得度したもうのじゃ。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
仏教の八部衆天竜|夜叉の次に、乾闥婆あり最末位に緊那羅あり、緊那羅(歌楽神また音楽天)は美声で、その男は馬首人身善く歌い、女端正好く舞い多く乾闥婆の妻たり。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
乾闥婆は食香また尊香と訳し天の楽神で宝山に住み香を守る。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
また能く幻術を以て空中に乾闥婆城(蜃気楼)を現ず。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ヒンズ法に男女法式に拠らず即座合意の結婚を乾闥婆と称え、ヒマラヤ地方の諸王の妻で、后より下、妾より上なるをもかく呼ぶ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
乾闥婆が馬や驢に基づいて作られた神たるはグベルナチス伯の『動物譚原』に詳論あり。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
吾輩随分田舎芸妓に御布施をし置いたから、乾闥婆に転生りは請合で何がさて馬が似るちゅうのが楽しみじゃ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
仏教美術において、乾闥婆は天上の楽師として描かれる。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼はインド神話に登場する乾闥婆について調べている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
乾闥婆は、香を食すという伝説がある。
Illusions AI · gemini-2.5-flash