嘉吉
かきつ
名詞
標準
Kakitsu era (1441.2.17-1444.2.5)
文例 · 用例
〔すゝきすがるゝ丘なみを〕すゝきすがるゝ丘なみを、 にはかにわたる南かぜ、窪てふ窪はたちまちに、 つめたき渦を噴きあげて、古きミネルヴァ神殿の、 廃址のさまをなしたれば、ゲートルきりと頬かむりの、 闘士嘉吉もしばらくは、萱のつぼけを負ひやめて、 面あやしく立ちにけり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
嘉吉は朝いつもの時刻に眼をさましてから寝そべったまま煙草を二、三|服ふかしてまたすうすう眠ってしまった。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
嘉吉がもうひる近いからと起されたのはもう十一時近くであった。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
嘉吉は楊子をくわいて峠へのみちをよこぎって川におりて行った。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
嘉吉はすぐ川下に見える鉱山の方を見た。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
嘉吉はせいせいしてそれでもまだどこかに溶けない熱いかたまりがあるように思いながら小屋へ帰って来た。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
嘉吉は鉱山の坑木の係りではもう頭株だった。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
そしておみちはそのわずかの畑に玉蜀黍や枝豆やささげも植えたけれども大抵は嘉吉を出してやってから実家へ手伝いに行った。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
作例 · 標準
嘉吉の変は、室町時代の重要な出来事の一つだ。
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この古文書は嘉吉年間に書かれたものとされている。
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嘉吉の乱の背景には、将軍義教の専制政治があった。
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嘉吉は、日本の元号の一つであり、短期間で終わった。
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ウィキペディア
嘉吉 は、日本の元号の一つ。永享の後、文安の前。1441年から1444年までの期間を指す。この時代の天皇は後花園天皇。室町幕府将軍は足利義教、足利義勝。
出典: 嘉吉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0