底抜け
そこぬけ
名詞-の形容詞名詞
標準
bottomless (bucket, etc.)
文例 · 用例
軒先には底抜け燗瓶の中心に「く」の字型の古釘を一本ブラ下げた風鈴一個。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
すたれ釘世をすぢかいになり下る 底抜け徳利のチリンカラカラ古釘と底抜け徳利の風鈴は 阿弥陀も知らぬ極楽の音 その蒲鉾板の裏表を手に取って引っくり返して見ながらニッコリと笑った良助は、その前の雨戸をガタガタと叩いた。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
つまりは底抜けに気の弱い人、決して私との見合いを軽々しく考えたのでも、またわざと遅刻したのでもないと、ずっとあとになってからだが、そう考えることにした。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
それをそんな風に金貸したろかと言いふらし、また、頼まれると、めったにいやとはいわず、即座によっしゃと安請合いするのは、たぶん底抜けのお人善しだったせいもあるだろうが、一つには、至極のんきなたちで、たやすく金策できるように思い込んでしまうからなのである。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
底抜けのところがあります。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
底抜けにひツ傾けた證據の千鳥あし、それをやつと踏みしめて家の閾を跨ぎながら「やい、宿六、飯をだしてくれ、飯を。
— 山村暮鳥 『ちるちる・みちる』 青空文庫
それゆえ、流沙河の水底では、何百かの世界観や形而上学が、けっして他と融和することなく、あるものは穏やかな絶望の歓喜をもって、あるものは底抜けの明るさをもって、あるものは願望はあれど希望なき溜息をもって、揺動く無数の藻草のようにゆらゆらとたゆとうておった。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
底抜けの上天気である。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
作例 · 標準
底抜けのバケツでは水が貯まらない。
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子供たちの底抜けの笑顔が、私たちを癒してくれる。
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底抜けに明るい性格なので、いつも周りを和ませている。
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標準
unbounded (good nature, optimism, etc.)
作例 · 標準
彼の底抜けの優しさに、多くの人が救われてきた。
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彼女の底抜けの楽天主義は、どんな困難も乗り越えさせる力になる。
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底抜けの陽気さで、パーティーは最高潮に盛り上がった。
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標準
imprudent
作例 · 標準
そんな底抜けな計画では、成功するはずがない。
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彼の底抜けな行動が、チーム全体を窮地に追い込んだ。
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底抜けな発言で、会議の雰囲気が台無しになった。
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標準
extremely heavy drinker
作例 · 標準
彼は底抜けの酒豪で、一晩でワインを数本空ける。
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会社の飲み会には、必ず底抜けが何人かいるものだ。
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あの人は底抜けだから、二次会に誘うと大変なことになるよ。
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標準
freefall (of a market)
作例 · 標準
株価が底抜けして、投資家たちは大きな損失を被った。
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リーマンショック後、不動産価格は底抜け状態となった。
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経済の底抜けを防ぐため、政府は緊急対策を打ち出した。
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