百舌鳥
もず異読 モズ
名詞
標準
shrike (any bird of family Laniidae)
文例 · 用例
高い木のてっぺんで百舌鳥が鳴いているのを見ると、六蔵は口をあんぐりあけて、じっとながめています。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
そして百舌鳥の飛び立ってゆくあとを茫然と見送るさまは、すこぶる妙で、この子供には空を自由に飛ぶ鳥がよほど不思議らしく思われました。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
もう暁刻の百舌鳥も来なくなった。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
野末はるかに百舌鳥のあわただしく鳴くが聞こゆ。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
秋になつてから、山から里の方に下つて來たかけすが百舌鳥よりも鈍い、然しある似よりを持つた途切れ/\の啼聲を立てゝ、その黒い枝から枝へと飛び移りながら、人眼に遠い物蔭に隱れてゆく。
— 有島武郎 『秋』 青空文庫
百舌鳥の声、五位鷺の声、或る日は万歳万歳のさけびが聞える。
— 種田山頭火 『草と虫とそして』 青空文庫
けたたましい百舌鳥の声にふっと四方の平静が破れる。
— 種田山頭火 『夜長ノート』 青空文庫
百舌鳥が啼いた、これから空が深うなるほどその声も鋭くなる、そして私に秋を痛感せしめる、……そして。
— 大田から下関 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
秋の澄んだ空に、百舌鳥の高鳴きが鋭く響き渡っている。
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百舌鳥は他の鳥の鳴き声を真似るのが得意な、非常に器用な鳥だ。
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庭の生垣に百舌鳥が止まって、鋭い嘴で周囲を警戒している。
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標準
bull-headed shrike (Lanius bucephalus)
作例 · 標準
里山の風景の中で、百舌鳥が木のてっぺんで縄張りを主張している。
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百舌鳥の雄は、目の横にある黒い筋がはっきりしていて精悍な顔立ちだ。
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冬枯れの枝に一羽の百舌鳥が留まり、じっと獲物を探している様子を見守った。
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