思いを致す
おもいをいたす
表現動詞-五段-サ行
標準
to think of
文例 · 用例
二束三文に売り払った始末で、神尾が生きて帰ったら、さだめし悲しい思いを致すでしょうと一時は案じたほどでした」「欲しい人には貴重な書物ばかりでしたのに、まとめて古本屋へお売りでしたか」「近所の小さな古本屋へまとめて売ってしまったのです。
— 坂口安吾 『アンゴウ』 青空文庫
我が日本民族の発展史を攻究するもの、深く思いを致すところがなければならぬ。
— 喜田貞吉 『「ケット」と「マット」』 青空文庫
……文麻呂 (遠く思いを致す)……はるかな旅路だ。
— 加藤道夫 『なよたけ』 青空文庫
彼女は哲人タレスが絶えず大空の観測に熱中し、しょっちゅう高いところばかり眺めているのを見て、彼がつまずいて倒れるよう通り路に物をおき、まず足もとの物を片づけてから雲間のものに思いを致すべきであることを、思い知らせた。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
例句