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偏愛

へんあい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #34425 · 青空 79
1
標準
favoritism
文例 · 用例
思えば都会|偏愛のあわれな父娘だ。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
小初は子供のうち甘いものを嫌って塩せんべいしか偏愛して喰べようとしなかった自分を思い出した。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
祖父は、この次女を偏愛している様子がある。
太宰治 ろまん燈籠 青空文庫
わたくしはその間に、妹のわたくしを偏愛して男の気ならば友人の手紙さえ取上げて見せなかった文学熱心の兄の墓に詣で、一人の弟と一人の妹の墓にも花と香花をわけた。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
單に外來のみなる淨土教の釀す雰圍氣ならば、理想偏愛の一邊に墮ちるし、老莊思想のみならば現實分析の極の渾沌である。
岡本かの子 青空文庫
夫が物事に偏愛執着の気振りを見せると妻は傍から引離した。
岡本かの子 小町の芍薬 青空文庫
彼の志望といふやうなもの、彼の偏愛といふやうなもの、即ち彼の個人的の自由は總て是等の人の意嚮のために破壞せられる。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
一、剣を取りて立ちしが如く、常に頭を自由に保ち固定観念に囚わるること勿れ、偏愛の馬を作ること勿れ。
菊池寛 我が馬券哲学 青空文庫
作例 · 標準
彼は昔からロシア文学を偏愛しており、本棚はドストエフスキーで埋まっている。
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特定の部下を偏愛する上司の態度は、職場のチームワークを著しく損ねている。
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祖母は数ある和菓子の中でも、特にこの店の豆大福を偏愛していた。
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