甘栗
あまぐり
名詞
標準
broiled sweet chestnuts
文例 · 用例
「あ、そんなら、あたし、甘栗を買って行かなくちゃ。
— 太宰治 『姥捨』 青空文庫
かず枝は、甘栗を買い求めた。
— 太宰治 『姥捨』 青空文庫
我が国でも、甘栗太郎の店頭にはノンキナトウサンの人造人間が、このような所作をして甘栗の宣伝をしていた。
— 海野十三 『人造物語』 青空文庫
だが、大きな甘栗屋の曲り角まで来ると、連れの女の方がひたと歩みを止めてしまった。
— 林芙美子 『泣虫小僧』 青空文庫
拝殿の百歩の地にて末の世は油煙をあぐる甘栗の鍋 昭和十年作者夫妻は鎌倉の海浜ホテルで最後の正月を過ごされた。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
一日鶴が岡八幡に参詣して み神楽を征夷将軍ならずしてわが奉る鶴が岡かな と歌ひ上げたが、その帰りにその征夷将軍の殺された石段を降りて来ると直ぐその下に甘栗屋が店を出してゐた。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
窓から外を眺めたら、甘栗屋があり、丁度その店頭の燈火で、市営自動車停留場の標識が見えた。
— 宮本百合子 『一本の花』 青空文庫
その時も自分の隣にゐた、どこかの御店者らしい、鳥打帽をかぶつた男が、甘栗を食ひながら、熱心に舞台を見てゐる方が、天下の名優よりも興味があつた。
— 芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日甘栗について考えている。
甘栗という言葉は日本語で重要だ。
彼は甘栗の意味を理解している。
この文には甘栗が含まれている。