神指
こうざし
名詞
標準
文例 · 用例
続いてソラヌスの「使者神指杖」をはじめ、ウルブリッジ、ロスリン、ロンドレイ等の中世医書から、バーコー、アルノウ、アグリッパ等の記号語使用の錬金薬学書、本邦では、永田|知足斎、杉田玄伯、南陽原等の蘭書釈刻をはじめ、古代支那では、隋の「経籍志」、「玉房指要」、「蝦蟇図経」、「仙経」等の房術書医方。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
城下から西北へ一里、鶴沼川の近くに神指城趾がある、今は趾ばかりがそれかと思われるのみ、越後街道を行く人の眼に、土地の栄枯を僅かに語るに過ぎない。
— 長谷川伸 『討たせてやらぬ敵討』 青空文庫
加賀の女は宮内に未練があった、人をよこして金や品物を届けた、宮内も会津神指に居を定めてから、二度小松へ旅をした。
— 長谷川伸 『討たせてやらぬ敵討』 青空文庫
上杉氏が築いた神指城は平城で、天嶮の要害ではなかった、廃棄されて久しい今では、ただみる平凡な田園だった。
— 長谷川伸 『討たせてやらぬ敵討』 青空文庫
近郊の神指村へ、車を向ける。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫