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奔逸

ほんいつ
名詞動詞-サ変
1
標準
running quickly
文例 · 用例
彼の魂の過去への物持ちが奔逸な現実的な近代主義に打克つことができなかった。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
ただこれぎりなら夏らしくもないが、さて一種の濁った色の霞のようなものが、雲と雲との間をかき乱して、すべての空の模様を動揺、参差、任放、錯雑のありさまとなし、雲を劈く光線と雲より放つ陰翳とが彼方此方に交叉して、不羈奔逸の気がいずこともなく空中に微動している。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
然るに今日において、未だ男子の奔逸を縛するの縄は得ずして、先ずこの良家の婦女子を誘うて有形の文明に入らしめんとす、果たして危険なかるべきや。
福沢諭吉 日本男子論 青空文庫
しかし、この帝都(当時の国名、日本帝国の首都の呼び名)の中心のビルディング街には雑音と色彩の強烈な刺激・明るさ・華やかさ、そうして奔逸な男女の享楽があった。
合作の四 五階の窓 青空文庫
バイエルタールの言葉を聞いていると、ときどき他のことを急にいいだすような、意想|奔逸とみられるところが少なくない。
有尾人 人外魔境 青空文庫
それで、君にひとつおねがいがあるんだが」 阪井の依頼というのは、なにしろこんな時世だから、出来るなら解放するほうがどちらのためにもいいのだが、奔逸する危険がないかどうか行ってしらべてくれということなのでした。
久生十蘭 ハムレット 青空文庫
あんな『狂人劇』、真面目になって見てやるほどの代物じゃありませんわ」と意想奔逸なようすでとめどなくしゃべりつづけるのです。
久生十蘭 ハムレット 青空文庫
いったい精神病の症状は互いに有機的なつながりを持ちながら非常に明瞭な群をつくるのですが、小松の症状を見ると、興奮はあるが躁陽病に来るべき爽快、意志奔逸症を欠き、また緊張病のような不自然行為や衒奇症状を持たず、ことさら指南力を欠くような真似をするので、かえって真の疾病でないことをさとらせるのです。
久生十蘭 ハムレット 青空文庫
作例 · 標準
彼は新しいアイデアが浮かぶと、奔逸するがごとく行動に移す。
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その馬は、広い草原を奔逸して駆け抜けていった。
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彼の才能は奔逸しており、誰も追いつけないほどだ。
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2
標準
doing as one likes
作例 · 標準
若い頃は、奔逸な生活を送っていた時期もあった。
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会社の規則を無視して奔逸する社員は、許されない。
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彼は芸術家として、常に奔逸な発想で作品を生み出している。
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