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根限り

こんかぎり
副詞名詞
1
標準
with all one's might
文例 · 用例
彼等は根限り駆ける!
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
小樽人とともに朝から晩まで突貫し、小樽人とともに根限りの活動をすることは、足の弱い予にとうていできぬことである。
石川啄木 初めて見たる小樽 青空文庫
倉庫番(工場の)のところまで何歩あるか、何秒かかるか、それだけをゆっくり歩くことを、なぜ職長はとがめるか、職長は労働者か、それとも何か、とそんなふうに愚の骨頂のようなことから、その他さまざまなことが、僕の頭を根限り追いまくった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
ただ、吹けば飛ぶほどの花びらの一片にも、それがその宿命である限り、自ずと内に醗酵するほどの悩みに関しては根限りの吟味の眼を視張らねばならず、それはハーキユリイズの仕事に匹敵する大困難であらうとも、それより他に打ち鳴すべき行進曲は絶無であると考へるばかりであつた。
牧野信一 浪曼的時評 青空文庫
そして、また私は、事毎に、この世で出遇ふあらゆる出来事に、在る間は、惑溺し、熱中し、根限りの現を抜かして、棄てられるまでは自ら先に離さうとしない執心に、因果な矛盾を感じるのであつた。
牧野信一 熱い風 青空文庫
いつも頭に渦巻いてゐる詞藻を持たない幻が、堰を切つて流れ出すかのやうに根限りの精力をささげて倒れるまでは熱中するのが例だつた。
牧野信一 熱い風 青空文庫
ラツパでも、馬乗りでも、昆虫採集でも、酒でも――私には差別はない、ただ私の幻にとつて代るものでさへあれば、いつも私は根限りの熱中を惜しまなかつた。
牧野信一 熱い風 青空文庫
葉子は闇黒の中で何か自分に逆らう力と根限りあらそいながら、物すごいほどの力をふりしぼってたたかっているらしかった。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
彼は根限り走り続け、ゴールテープを切った後、その場に倒れ込んだ。
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困難な状況でも、根限り努力すれば必ず道は開けるはずだ。
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この問題に取り組むには、根限り考える覚悟が必要だ。
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