面壁
めんぺき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
meditation facing a wall
文例 · 用例
正面壁右隅に隣室に通ずるドアあり。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
それからマントを正面壁に掛け、机に来て甘味さうに吹かす。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
」正面壁に沿い左向き足踏み。
— 一幕 『饑餓陣営』 青空文庫
「達磨は面壁九年やけど、私は三年の辛抱で済むのや。
— 織田作之助 『旅への誘い』 青空文庫
読者よ許せ、我が面壁独語ははしなくも余岐にわたりぬ。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
斬るか、斬られるか、真剣抜打の応酬なくんばあるべからざる処を、面壁九年、無言の行だ。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
面壁イ九年とやら、悟ったものだと我あ折っていたんだがさ、薬袋もないことが湧いて来て、お前様ついぞ見たこともねえ泣かっしゃるね。
— 泉鏡花 『琵琶伝』 青空文庫
眞面目に考へても亦さうだ、子供に對しては怖い點に於て――また、思索家として長年孤獨の情味を味はつて來たのは、面壁九年の心持ちに似てゐる點に於て。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
作例 · 標準
禅宗の僧侶は、悟りを開くために面壁の修行を行う。
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彼は面壁の姿勢で、何時間も瞑想を続けていた。
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現代社会において、面壁のような静かな時間を持つことは貴重だ。
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