柱暦
はしらごよみ
名詞
標準
small calendar (or almanac) affixed to a pillar or wall
文例 · 用例
S軒のB教授の部屋の入り口の内側の柱に土佐特産の尾長鶏の着色写真をあしらった柱暦のようなものが掛けてあった。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
時計の下の柱暦に小母さんとおぬいさんとの筆蹟がならんでいるのも――彼が最初にその家に英語を教えるのを断りに来た時に気がついたものだけに――なつかしかった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
」「己らまた、柱暦の絵に描いた、倭武尊様かと思った奴さ。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
臺所の煤でてらてらと黒光のする大きな戸の表には、赤と黒との字の刷られた柱暦が貼つてあつた。
— 木下杢太郎 『すかんぽ』 青空文庫
その時話し手は、うしろにある柱暦を一枚めくって、「今日は四月一日だね」というのがあった。
— 平林初之輔 『現下文壇と探偵小説』 青空文庫
」浅子女史は鴉のやうにぶる/\肩を顫はせながら、柱暦を見た。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
清子は立って外し忘れた柱暦を一枚めくった。
— 矢田津世子 『茶粥の記』 青空文庫
」 そんな対話を聞きながら、巻煙草を啣えた洋一は、ぼんやり柱暦を眺めていた。
— 芥川龍之介 『お律と子等と』 青空文庫
作例 · 標準
祖母の家には、毎年新しい柱暦が掛けられている。
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台所の柱暦で、家族の誕生日をチェックした。
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彼は、古き良き日本の風情が残る柱暦のデザインが好きだ。
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