馬刺し
ばさし
名詞
標準
horse sashimi
文例 · 用例
しかし、その上で血で、ねまきを汚さないように気をつけながら俊に脚をのばさした。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
馬はもりもりかひばをたべてそのたてがみは茶色でばさばさしその眼は大きくて眼の中にはさまざまのをかしな器械が見えて大へんに気の毒に思はれました。
— 宮沢賢治 『ひかりの素足』 青空文庫
背には綿の厚い、ふっくりした、竪縞のちゃんちゃんを着た、鬱金木綿の裏が見えて襟脚が雪のよう、艶気のない、赤熊のような、ばさばさした、余るほどあるのを天神に結って、浅黄の角絞の手絡を弛う大きくかけたが、病気であろう、弱々とした後姿。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
お聞き、」と涙声で、枕も上らぬ寝床の上の露草の、がッくりとして仰向けの淋い素顔に紅を含んだ、白い頬に、蒼みのさした、うつくしい、妹の、ばさばさした天神髷の崩れたのに、浅黄の手絡が解けかかって、透通るように真白で細い頸を、膝の上に抱いて、抱占めながら、頬摺していった。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
一筋の木目も無いばさばさした淡黄色いくぬぎの切り口には、わずかに汗の様な、うるおいが滲んで居るばかりであったけれど、ところどころに交る女松の木地などには、たらたらと赤黄色い脂が流れて居るのであった。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
よければさし上げます。
— 宮沢賢治 『カイロ団長』 青空文庫
……加うるに、紫玉が被いだ装束は、貴重なる宝物であるから、驚破と言わばさし掛けて濡らすまいための、鎌倉殿の内意であった。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
ことにこの小説の末尾には、毛をむしられた鶴のばさばさした羽ばたきの音を描冩してゐるのであるが、作者は或ひはこの描冩に依つて、讀者に完璧の印象を與へ、傑作の眩惑を感じさせやうとしたらしいが、私たちは、ただ、この畸形的な鶴の醜さに顏をそむける許りである。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
作例 · 標準
熊本に行った際は、新鮮な馬刺しをぜひ食べてみてほしい。
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馬刺しは、生姜やニンニクと一緒に食べるのが一般的だ。
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初めて馬刺しを食べたが、想像以上に美味しくて驚いた。
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