王号
おうごう
名詞
標準
文例 · 用例
この大きな損失は『宇宙の女王』号の持主か当局かがかならず弁償してくれるんでしょうね」 テイイ事務長の話は、女王号のことから離れて、じぶんの艇のうけた損失にたいするつぐないを要求する強い声にかわった。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
「そうなんです、あの器具は、ぼくが五十箇だけ用意をして女王号にとどけたんです。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
「すると、ギンネコ号は、女王号の空間浮標をひろって、知らぬ顔をしているんだな」「そうなりますね。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
そういうときには、艇から外へほうりだすまえに、重大な遺書を中へ入れるのがれいになっています」「では、ギンネコ号は、女王号の遺書をぬすんで、知らん顔をしているのか。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
もっとも、わがテッド博士のひきいる救援艇ロケット隊が探している『宇宙の女王』号が、さいしょに打った無電によると女王号もどうやら怪星ガンのとりこになったらしくは思われるが。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
その後、貴族一般に用ゐるやうになつて来たから、如何にも王号としては、不似合に感じて、更に別の敬称を重ねる様になつたものと見るべきであらう。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
王号は其に加へるやうになつたものである。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
それであるから、西欧諸王国の初代の王号を見ると、英国王といわずして英人の王「レックス・アングロルーム」といい、仏国王といわずして仏人の王「レックス・フランコルーム」というておる。
— 大隈重信 『大戦乱後の国際平和』 青空文庫