四つ葉
よつば
名詞名詞-の形容詞
標準
plant having four leaves on one stalk
文例 · 用例
昔は校庭に夏草茂り、|四つ葉のいちめんに生えたれども、今は野球の練習はげしく、庭みな白く固みて炎天に輝やけり。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
苜蓿を私の田舍では「ぼくさ」と呼んでゐるが、その子守は私と三つちがふ弟に、ぼくさの四つ葉を搜して來い、と言ひつけて追ひやり私を抱いてころころと轉げ※つた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
そうして周りの、紫の玉を綴った紅苜蓿や、四つ葉の黄の花の馬肥やとすれすれに落ちついたいい静まりを匂わしていた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
福草の三つ葉四つ葉にというあたりがことにおもしろく聞かれた。
— 初音 『源氏物語』 青空文庫
ふたりしづか お前さんは私に較べると、ずつと小柄で、四つ葉の上に立つてゐる白い花穂も、たつた一本きりのやうだ。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
京都の御所を通つた事のあるものは、御苑の植込に所嫌はず西洋|種の苜蓿が一面に生へ繁つて、女子供が皇宮警手の眼に見つからないやうに、そのなかに蹲踞んで珍らしい四つ葉を捜してゐるのを見掛けるだらう。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
封筒は桃色で四つ葉のクローヴァの模様が緑色で浮き出している。
— 宮本百合子 『街』 青空文庫
それも長いことかかってひどい万年筆で書いたと見え、桃色の、やはり四つ葉のクローヴァのついた書簡箋が、ところどころ皺になってさえいる。
— 宮本百合子 『街』 青空文庫
作例 · 標準
庭の片隅に、珍しい四つ葉のクローバーを見つけた。
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子供たちは幸せを願って、必死に四つ葉のクローバーを探していた。
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この公園には、よく四つ葉のシロツメクサが生えている。
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