下に出る
したにでる
表現動詞-一段
標準
to behave modestly
文例 · 用例
それから湯殿のタイルの上に落ちていた赤い古タオルを拾い上げてシッカリと絞り切ったのを片手に提げて、普通のお客のように落ちつきはらいながら廊下に出ると、ちょうど向うから来かかった新米らしい若い女中にニッコリして見せた。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
廊下に出ると動物学の方の野村教授が、外套の衣嚢の辺で癖のように両手を拭きながら自分の研究室から出てくるのに遇った。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
廊下に出るときゅうに刺すような寒気が襲ってきた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
やつと抜けると水之尾道の高圧線の鉄塔の下に出る。
— 北原白秋 『蜜柑山散策』 青空文庫
新子が廊下に出ると、階段の口が、パッと明るかった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
そして、二階をあがりつめて廊下に出ると、神田川の裾になった川面に微藍の色をした潮が中高にとろりと湛えて、客を乗せた一|艘の猪牙船が大川の方へ出ようとして、櫓の痕を泥絵の絵具のように一筋長く印しているのが見えた。
— 田中貢太郎 『鼓の音』 青空文庫
けれども、どうしてもその廊下に出る事はむづかしかった。
— 素木しづ 『青白き夢』 青空文庫
あたたかいお日さまの下に出ることは、許されませんでした。
— LITTLE TINY OR THUMBELINA 『おやゆび姫』 青空文庫
作例 · 標準
彼は社長の息子だが、決して偉ぶらず、常に部下にも下に出るように接している。
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新しいアシスタントは、経験豊富な先輩に対して敬意を払い、決して下に出るような態度は取らない。
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どんなに高い地位にいても、相手が誰であろうと、常に下に出る謙虚な姿勢を忘れてはいけない。
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