羚羊
れいよう異読 レイヨウ
名詞
標準
antelope
文例 · 用例
羚羊・長之助草(北岳の絶巓に登る記) それから尾根伝いに、間の岳の絶頂まで這い上り、三等三角測量標の下に立った、北西に駒ヶ岳(甲斐)の白い頭が、眼前の鋭い三稜形をしている北岳に、挟みつけられて見える、霧が来て散った。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
欧洲アルプスではこれが三百米突位な深さに達し、登山者のみならず、羚羊までが踏み落ちると、そのまま氷漬けになり、自然の墳墓になるということであるが、日本ではそのように深奥なのはない。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
オリンピック競技では馬や羚羊や魚の妙技に肉薄しようという世界中の人間の努力の成果が展開されているのであろう。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
百分の一近辺のものは猩々、鹿、猫など、それから下って百分の一より千分の一の間にあるのが麒麟、象、羚羊、獅子、袋鼠、鷲、白鳥、雉、鼠、蛙、鯉など、なお一層下って千分の一より一万分の一の間には海馬、鯨、鰐、海鰻、章魚などがひかえている。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
汝らが食うべき獣蓄は是なり即ち牛、羊、山羊、牡鹿、羚羊、小鹿、、麈、※、など。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
』言ひながら百姓は、分捕品でゝも有るかのやうに羚羊の皮の財布を振り※した。
— 石川啄木 『我が最近の興味』 青空文庫
極目人煙を見ず、まれに訪れるものとては曠野に水を求める羚羊ぐらいのものである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
ほんの僅かの供廻りを連れただけで二人は縦横に曠野を疾駆しては狐や狼や羚羊や※や雉子などを射た。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
作例 · 標準
サバンナの地平線を、大きな角を持つ羚羊の群れが駆け抜けていった。
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動物園のサファリパークで、バスのすぐ側を羚羊が優雅に歩いていた。
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肉食動物に気づいた羚羊は、驚くべき速さで草原の彼方へと姿を消した。
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