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白々しい

しらじらしい
形容詞
1
標準
barefaced (e.g. lie)
文例 · 用例
それを聞いたとたんに、眼から鱗が落ちるとはあんな時の感じを言うのでしょうか、悲壮も厳粛も一瞬のうちに消え、私は憑きものから離れたように、きょろりとなり、なんともどうにも白々しい気持で、夏の真昼の砂原を眺め見渡し、私には如何なる感慨も、何も一つも有りませんでした。
太宰治 トカトントン 青空文庫
かくの如く、心に色慾の無い時には、「きっかけ」も「もののはずみ」も甚だ白々しい結果に終るものなのである。
太宰治 チャンス 青空文庫
……その野西という美男の若侍は、今日までも蔵元屋の騒動を他目に見た白々しい顔で、鶴巻屋に泊っておりまする筈。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
日頃の初冬と変らぬうすら冷い白々しい景色であった。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
高等学校の寮から脱けたら、学校の授業に出ても、自分はまるで聴講生みたいな特別の位置にいるような、それは自分のひがみかも知れなかったのですが、何とも自分自身で白々しい気持がして来て、いっそう学校へ行くのが、おっくうになったのでした。
太宰治 人間失格 青空文庫
すすめられて拒否すると、相手の心にも自分の心にも、永遠に修繕し得ない白々しいひび割れが出来るような恐怖におびやかされているのでした。
太宰治 人間失格 青空文庫
官庁街の素気なく白々しい建物の数々。
岡本かの子 河明り 青空文庫
よくもそんな、白々しい口がきけるものだ。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
作例 · 標準
彼の白々しい嘘は、すぐに周りの人に見破られた。
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白々しい態度で知らないふりをされても、もう騙されない。
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そんな白々しい言い逃れは通用しない、と上司に厳しく指摘された。
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2
標準
with feigned ignorance
作例 · 標準
「え? 何のことですか?」と白々しい顔でとぼけてみせた。
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彼女は全く関心がないかのように白々しい返事をした。
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彼はとぼけた声で「私がそんなことをするはずがない」と白々しく言った。
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3
標準
pure white
作例 · 標準
白々しい雪が降り積もり、あたり一面銀世界となった。
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新しく洗い立てたシーツは、白々しいほど清潔だった。
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彼女が着ていたウェディングドレスは、白々として美しかった。
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白々しい(しらじらしい) — 幻辞.com