汲み置き
くみおき
名詞
標準
drawn water
文例 · 用例
しかもゆうべからの汲み置きのほとんどいつも氷っている水だ。
— 大杉栄 『続獄中記』 青空文庫
まず朝夕の二度、汲み置きの冷たい奴で、からだがポカポカするまでふく。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
よく俗に日光の通らん処では虫が生かないといって四日も五日も汲み置きの水を使う人があるけれども、日光の通らん処は大概温度が低いため虫の発生に適当しないので温度さえ与えれば何処でも発生する。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
親分の三文植木だつて、花も咲くわけで――」「呆れて物が言へねえよ、何時までも其處に突つ立つて、憎い口を叩いて居ると、頭から汲み置きの水をブツかけるよ」「そいつは御免を蒙りませう。
— 槍と焔 『錢形平次捕物控』 青空文庫
今からおふくみおき願いますが。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
そこは、あらかじめおふくみおきを」「いや、そこを兼好流に口説け。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
道誉は、さっそくそれを、南北の両探題にしめして、「さし出がましいが、おゆるしによって、道誉もお囲いの給仕人として折々、樗門へ出仕いたしますゆえ、おふくみおきを」 と、断った。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
ほぼ近日とおふくみおきを」 やがて、二人が、庁へ帰って行くと、さっそく仲時には、一時務が待ちかねていた。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
災害に備えて、水の汲み置きをしておこう。
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庭の水やり用に、雨水の汲み置きを利用している。
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この汲み置きの水は、飲料用ではないので注意が必要だ。
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