幾日も幾日も
いくにちもいくにちも
副詞
標準
day after day
文例 · 用例
かつて私の或る知人が、シベリヤ鉄道の旅行について話したことは、あの満目|荒寥たる無人の曠野を、汽車で幾日も幾日も走った後、漸く停車した沿線の一小駅が、世にも賑わしく繁華な都会に見えるということだった。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
こんな苦しい、緊張つた、いらだたしい生活が、幾日も幾日もつづいたとき、男は唸くやうになつて、女の膝に身をなげかけた。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
――こうして、幾日も幾日も、すぎました。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
それからは、おも苦しく悲しい日が、幾日も幾日もつづきました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『お墓の中の坊や』 青空文庫
そして彼が目を覺した時、不幸な、忘れられた槽の中で、幾日も幾日も、おそろしい飢饑を忍ばねばならなかつた。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
体が弱るようで幾日も幾日もそれでは困ると言いながら、加奈子の美感は寧ろ京子の喰べるそのたべものの色彩なり、恬淡さを好んでも居る。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
それから陰欝した長雨が幾日も幾日も降り続くと、花は腐れて地に落ち、栗は再び目醒めたやうに真つ青に濡れしづき乍ら、日が照りつけると、更に又、一層の鮮かさを以て輝き出したのである。
— 愛の詩集のはじめに 『愛の詩集』 青空文庫
そんな日がそれ以來、幾日も幾日も續きました。
— 山村暮鳥 『ちるちる・みちる』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4