両開き
りょうびらき
名詞
標準
double (two-leaf) door
文例 · 用例
黒い冠木門の両開き戸をあけるとすぐ玄関で案内を乞うと右脇にある台所で何かしていた老母らしきが出て来た。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
入口は思い切り大きい両開きの木の扉が左右に裏板を見せて、ほの暗い内部を透かした向うにかっきりした長方形の雨空と緑との画面がうち明っていた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
その室の広い、重い両開き扉がとつぜんぱっといっぱいに開かれ、その力強い凄まじい猛烈さのために、部屋じゅうの蝋燭が一つ残らず、まるで魔術で消えたかのように消されたのだ。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
二枚門つまり両開き門になっていて、下にも上にも閂がかかっていないためあけるには大して困難はなかった。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『モルグ街の殺人事件』 青空文庫
普通の扉(両開き扉ではなくて一枚扉)のようになっていて、ただ違うのは上半分(13)が格子造り、すなわち格子細工になっていることだ。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『モルグ街の殺人事件』 青空文庫
窓下にすり寄り、両開きの窓を開き、垂れてゐるカーテンに両手で掴まり、のびあがり部屋の内部を覗いた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
すると、正面に当る廊下の両開きになっている扉の片方が細めにすーと開いて、そこから誰かの眼が内をのぞいた。
— 宮本百合子 『からたち』 青空文庫
二十 窓が両開き硝子|扉であり、華麗のカーテンがかかって居り、床が護謨敷になって居り、煖炉の前にオリエンタルカラーの、段通が一面に敷いてあるのも、好ましい趣味でありましたよ。
— 国枝史郎 『さまよう町のさまよう家のさまよう人々』 青空文庫
作例 · 標準
その豪華な建物の入り口は、重厚な木製の両開きの扉だった。
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新しく買った食器棚は両開きなので、中のお皿が一度に見渡せて便利だ。
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彼は両開きの窓を大きく開け、部屋の空気を入れ替えた。
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