歌劇団
かげきだん
名詞
標準
opera company
文例 · 用例
数時間後、僕は岡山で下車すると、巡業中の歌劇団のポスターを横眼で見ながら、車を硝子張りの、「金髪バー」の前でとめて、酒杯の中に沈んで行った。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
妾も、歌劇団を抜け出すつもりなんです。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
僕は、当時、ひと頃はずいぶんと人気を呼んだ暁星歌劇団のテノール歌手をやっていたのですが、戦争終局と共に、ばたばたとやって来た大不景気のために最も有力な金主を失ってしまった結果、おまけに肝心な客足はゲッソリと減るし、到頭一座はご多聞に洩れず、何れあじけない旅烏とならなければなりませんでした。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
ワルシャワ帝国歌劇団のプリマドンナ、うむ。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
惨めな礦夫の生活をかいたもの、北海道の終身刑囚の脱獄、金龍館で、一時あれほど盛っていた歌劇団の没落と俳優たちや周囲の不良群の運命、等々――そのなかでも、離散した歌劇団の歌手たちに絡んだ、頽廃的な浅草の雰囲気を濃い絵具で塗り立てた作品の、呼吸の荒々しさと脈搏の強さには、庸三もすっかり参ってしまった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
こうして大山鉱業者は街角に靴をみがき、大将軍は貨物自動車を運転し、大僧正が倉庫の番人をつとめているわけで、陸軍中将の御者、大公爵の番頭、帝室歌劇団花形の売子、すべて由緒ある亡命者をもってハルビンは充満している。
— 踊る地平線 『踊る地平線』 青空文庫
猶太人、陸軍士官、この辺を打って廻る歌劇団、金ぴかの指輪だらけの手で安煙草をふかしつづけるその一行のプリ・マドンナ。
— 白夜幻想曲 『踊る地平線』 青空文庫
続いてちょうど泊り合せていた露西亜の歌劇団の女優連が、寝間着姿のしどけないなりで、青い瞳に憂鬱な恐怖を浮べ、まるでソドムの美姫のように、赤い電灯の点いた非常口へ殺到した。
— 池谷信三郎 『橋』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は幼い頃からの夢を叶え、有名な歌劇団に入団した。
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ミラノ・スカラ座歌劇団の来日公演のチケットは、発売後すぐに完売した。
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その歌劇団は、古典的な演目だけでなく、現代的な創作オペラにも意欲的に取り組んでいる。
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