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菩比

菩比
名詞
1
標準
文例 · 用例
すると例のいちばん考え深い思金神が、みんなと会議をして、「それには天菩比神をおつかわしになりますがよろしゅうございましょう」と申しあげました。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
そこで大神は、さっそくその菩比神をおくだしになりました。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
ところが菩比神は、下界へつくと、それなり大国主神の手下になってしまって、三年たっても、大空へはなんのご返事もいたしませんでした。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
それで大神と高皇産霊神とは、またおおぜいの神々をお召しになって、「菩比神がまだ帰ってこないが、こんどはだれをやったらよいであろう」と、おたずねになりました。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
然るに神代紀に載つて居る傳説では、最初から天照大御神と素戔烏尊とが兄弟であり、又天菩比命も天照大神の子であるといふ風に神話が形作られてある。
内藤湖南 女眞種族の同源傳説 青空文庫
しかし其の天照大神から崇神・景行までの御歴代の數を、出雲國造の系圖に傳へて居る天菩比命から出雲振根までの代數に比して、この代數が信ずべきものとすれば、其れによつても二つの系圖が同じ年代を經て來たのでないといふことが推斷される。
内藤湖南 女眞種族の同源傳説 青空文庫
かれこの後に生れませる五柱の子の中に、天の菩比の命の子|建比良鳥の命、こは出雲の國の造、无耶志の國の造、上つ菟上の國の造、下つ菟上の國の造、伊自牟の國の造、津島の縣の直、遠江の國の造等が祖なり。
校註 古事記 古事記 青空文庫
ここに思金の神また八百萬の神|等議りて白さく、「天の菩比の神六、これ遣はすべし」とまをしき。
校註 古事記 古事記 青空文庫