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覚えこむ

おぼえこむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞
1
標準
to memorize
文例 · 用例
『花』『お日さま』『星』『蝶々』などといふ、麗しいものを覚えこまずに病気のごろつき犬や、不吉な鴉や尻に汚らしい糞を皿のやうに、くつゝけて済ました顔をしてゐる牛共の言葉を覚えこむとは何事だらう。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
と私は妻に、うなづいて心の中で、 ――今度は、きつと人間の言葉を覚えこむだらう。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
自分の役でない白でも狂言全体のを覚えこむという狂的な熱心さであったということである。
長谷川時雨 松井須磨子 青空文庫
一緒に住んでゐた兄貴はボートとラグビーとバスケットボールの選手で鱶の如くに睡る健康児童であつたが、之には流石に目を覚して、たうとう祈祷文を半分ぐらゐ否応なく覚えこむ始末であつたが、僕はさういふことを気にかけなかつた。
坂口安吾 二十一 青空文庫
一緒に住んでいた兄貴はボートとラグビーとバスケットボールの選手で鱶の如くに睡る健康児童であったが、之には流石に目を覚して、とうとう祈祷文を半分ぐらい否応なく覚えこむ始末であったが、僕はそういうことを気にかけなかった。
坂口安吾 二十一 青空文庫
ところが金サンは野球というものを全然自分ではしたことがない人だから、こういう人に限って、人の講釈の耳学問や、書物雑誌などに目をさらして、一生ケンメイに理窟で野球を覚えこむ
坂口安吾 町内の二天才 青空文庫
木々彦は学問を好まず、長唄や踊りなどを習ったぐらいで、それも打ちこんで覚えこむほどの根気がない。
その九 覆面屋敷 明治開化 安吾捕物 青空文庫
父はセエラの髪を撫でて、「私の顔をそらで覚えこむつもりなのかい?
A LITTLE PRINCESS 小公女 青空文庫
作例 · 標準
例句