心の友
こころのとも
表現名詞
標準
one's bosom friend
文例 · 用例
心の友を求めることに気がつかず、こんな女づれを相手に僅かな慰安を捜求めてあるく男の惨めさは、此意味に於て哀れなものと云はなければならない。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
仏乗の研修は寂心の教導のみならず、寂心の友たり師たる恵心の指示をも得て、俊敏鋭利の根器に任せて精到苦修したことでもあったろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
「これはわしが悪かった、どうかこらえてくれ」 毅と銭塘君はそのときから知心の友となった。
— 田中貢太郎 『柳毅伝』 青空文庫
あのモリアーテー教授の腹心の友で、かつて僕に断崖の上から、大石をころがして落した男、――ロンドン中で最も狡智な、そして恐ろしい犯罪者さ。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
」「心の友よ、どんな事件も逃すものか。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
然し道夫がその大勢の友達の中で、真実自分の心の友である、と思つて居るのはたつた一人の沢田だつた。
— 牧野信一 『喜びと悲しみの熱涙』 青空文庫
それはKと言って、君が岩内の町に持っているただ一人の心の友だ。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
市井風俗の饒舌に飽き又自然主義的なプロレタリア文学に退屈した一部の作家、評論家は、「浪曼的な色彩を今日の文学に付さねばならぬ」「たとえば佐藤春夫氏の『星』や『女誡扇綺談』等の作品に流れる世間への憤懣の調べ、川端康成氏の描く最もほのかに美しい世界、あるいは僕らの同じ心の友だちの……。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
作例 · 標準
幼稚園からの幼馴染である彼は、私にとって何でも話せるかけがえのない心の友だ。
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ジャイアンが「心の友よ!」と言ってのび太に抱きつくのは、このアニメのお決まりのシーンだ。
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趣味を通じて知り合った彼女とは、すぐに意気投合して今では心の友と呼べる仲になった。
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